こんにちは、Tsukiです。
毎年NPB12球団のジュニア選考が行われ、
12月下旬から『NPB12球団ジュニアトーナメント』が開始されます。
プロ野球選手を夢見る小学生にとっては、目指すステージのひとつです。
昨年、わたしの長男も千葉ロッテのマリーンズジュニア選考試験を受けました。
最終選考まで行きましたが、結果は惜しくも落選・・・。
とても悔しい思いをしました。
そこで、去年の選考内容や挫折を経験した内容を書き留めておこうと思います。
そして、来年は次男の番。
今から目標を定めて、日々の練習を頑張ってほしいです。
小学5年生の少年野球に携わるお子さんにとっても、有益な情報となれば嬉しいです。
マリーンズジュニア選考会の概要
◯◯ジュニアとは
毎年12月下旬に、一般社団法人日本野球機構とプロ野球12球団が主催する『NPB12球団ジュニアトーナメント』という大きな大会があります。
この大会は、各プロ野球12球団の選考で選ばれた小学5、6年生で構成されるチームが集まり、トーナメントを行います。
このときのチームを、巨人であれば「ジャイアンツジュニア」、西武であれば「ライオンズジュニア」と呼ばれ、7月から8月にかけて選考会が行われます。
ジュニアチームの監督は各球団のOB選手が務め、大会は、明治神宮野球場と横浜スタジアムで行われることから、プロ野球を夢見る子ども達にとって、憧れの舞台となります。
応募期間 / 参加資格
参考に、千葉ロッテマリーンズジュニアの2021年応募期間と参加資格をご紹介します。
2021年 応募期間
6月28日(月) 〜 7月11日(日)
2021年 参加資格
- 2009年4月2日~2010年4月1日生まれの小学6年生
- ジュニアチームにふさわしい優れた野球能力を持っている選手
- 短期間のチーム活動においても自分自身の力量を発揮し、チームに貢献できる選手
- 9月頃から開始予定の練習(9、10、11月は原則毎週土曜・祝日、11月下旬より毎週土日・祝日は、ジュニアチームの練習や練習試合(千葉県内及び周辺)に参加できる選手
- クリア条件の項目のうち、1つ以上クリアしている
- 50m8.5秒以下
- 遠投60m以上
- 特筆すべき技能を持っている(平均打率5割以上や飛距離が突出しているなど)
この参加資格は、実際にテストされるわけではなく自己申告になります。
参加資格として、身体能力値を試されるのがこの2つです。
・50m 8.5秒以下
・遠投60m以上
長男は足が速くなかったので、50m8.5秒を切るのがなかなか難しく、何度か測定し8.4秒を記録したのでOKとしました。
正直、ストップウォッチのさじ加減的な部分もありますけど・・・。
そして、遠投については65mほど投げられることが確認できたので、いずれにしても参加資格はOKとして応募しました。
皆さんのお子さんは条件をクリアしていますか?
もしクリアしているのであれば、トライしてみてはいかがでしょうか。
1次選考会
2021年の1次選考会の情報は以下の通りでした。
日程:7月27日(火)、7月28日(水)、7月29日(木)
会場:稲毛海浜公園運動場
参加費:1,000円
選考会の内容は事前に知らされていないため、内容は不明です。
2020年の1次選考会は、動画選考でした。
各希望のポジションに応じた動画を応募ページから送信というもの。
・投手希望:ピッチング、バッテイング、守備(投手以外の希望ポジション)各5球程度
・野手希望:バッテイング、守備
- 内野手:希望ポジションからファーストスロー 各5球程
- 外野手:希望ポジションからサードスローまたはバックホーム 各5球程
・捕手:キャッチングからセカンドスロー動画
息子は投手希望だったため、ピッチング動画とバッティング動画、そしてサードの守備動画を作成しました。
特に動画編集はせず、iPhoneで撮ったものを添付しました。
結果は見事合格。
知り合いの子も数人受けていましたが、8割くらいは通っていたように感じます。
2次選考会
2021年の2次選考会の情報は以下の通りでした。
日程:8月3日(火)
会場:稲毛海浜公園運動場
内容:シートバッティング
2020年の2次選考の内容は、ポジション別による技術選考となっていて、
具体的には以下の選考項目でした。
・ベースランニング(タイム測定)
・内野ノック
・ピッチング(投手希望)
・マシンバッティング
内野ノックは大きなミスはなく、同グループの選手と比較しても、スキル的には十分な印象でした。
ピッチングに関しても、コントロールはまとまっていて、球速もそこそこといった具合でした。
バッティングは緊張のせいか、いい当たりは少なかった印象です。
トータル的にいえば、いつもどおりの実力が出せたと思います。
やはり、いかにリラックスして望めるかが大きなポイントになります。
同じチームの子がいると、ある程度リラックスして選考会に挑めるので、
友達と一緒に受けてみるのは、いいかもしれません。
あまり真面目になりすぎず、多少ゲーム感覚ぐらいの気持ちで挑むのが良い気がします。
結果は翌日に発表されましたが、見事合格となりました。
最終選考会
2021年の2次選考会の情報は以下の通りです。
日程:8月6日(金)
会場:稲毛海浜公園運動場
内容:実践型選考
これは2020年も同様の選考項目でした。
実際にポジションにつき、試合形式で選考が行われます。
最終選考に選ばれた選手50名が、球団OB、関係者の大人たちの熱い視線の中
実践をすることになるのですから、これは緊張します!
最終選考の猛者たち
最終選考に集まった子どもたちの身長は、大人サイズの子ばかりで
160cm以上がゴロゴロしています。
150cm前後の息子からすると、頭1コ分違う子と戦うので、かなり厳しい状況でした。
また、キャッチャー志望の選手は165cm前後ある子が5人ほど。
バッティングも飛距離が全く違いました。
やはり、体が大きいことが第一という印象でした。
最終選考の結果
緊張と頭ひとつ大きい子に囲まれ、完全にメンタルが凹んでしまった息子は、ピッチングの調子も悪く、バッティングも見逃し三振・・・。
全く自分の実力が出せない、苦い経験となりました。
結果はもちろん落選。
彼にとっては、大きな大きな経験になったことでしょう。
まとめ
明確な選考基準は分かりませんが、最終選考を通った選手をみてみると
以下の要素が必要なんだろうと感じます。
フィジカル
選出された選手は、平均身長155cm以上はある印象です。
つまり、遠くに飛ばす打力を期待されているのでしょう。
少年野球は変化球がなく、ストレート勝負になるので、ある意味打って当たり前。
そうなると、外野オーバーの長打を期待値として持っていると考えられます。
また、投手であれば、球速は100〜110km/h程度は出せる能力が必要かなといった印象です。
メンタル
選考会はかなりの緊張感があります。
その中で、堂々と自分のプレーができるメンタルが必要です。
そのためには、「経験値」と「自信」が必要になります。
チームの要として、修羅場をくぐった経験、チャンスで決めた経験が自信となって形成されます。
日々の努力が、結果として現れる。
そんな体験を腑に落ちて理解できていると、こういった場面でも堂々とプレーができるのでしょう。
おまけ
女子選手の枠が2人ほどあります。
ポジションは、セカンドに選ばれることが多いようですので、セカンドアピールでエントリーすると良いかもしれません。
女子選手はぜひチャレンジしてみてください。
マリーンズジュニア選考会に向けて
長男は最終選考まで行きましたが、振り返ってみても、実力不足でした。
いや、努力不足です。
猛者の中で堂々とプレーができるほど、自分に自信を持てなかった。
これは日々の努力不足が生じたことだと思っています。
きっと、毎日の自主練をコツコツとやっていれば、結果は変わってきただろうと感じています。
この経験を糧に、夢に向かって実直に努力をしてほしいと願っています。
今回は、12月下旬に開催される『NPB12球団ジュニアトーナメント』に向けた選考会に関する記事をご紹介しました。
プロ野球選手を目指す子どもにとっては、大きなイベントのひとつですので、ぜひみなさんチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
来年は次男がチャレンジ!
来年に向けて今からできることを考えて実行する。
頑張れ息子!
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