こんにちは、Tsukiです。
バッティングって本当に難しいですよね。
昨日できていたことが、今日できなかったり。
やっとバッティングフォームが固まったかなと思ったら、打てなかったり。
今回は、筑波大学体育系准教授の川村卓先生の著書、「決定版 バッティングの科学」から
タイミングの取り方についてご紹介します。
バッティングの要素は3つ
川村先生の研究では
小学生からプロ野球選手まで、300人の対象から
打撃動作の共通点を導き出しました。
よいバッターには、3つの共通点がある
結論から言うと、良いバッターの共通点はこれ
![研究者](https://spring-day-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/826597-150x150.jpg)
- ミート ・・・ ボールにバットを合わせるスキル
- スイングスピード ・・・ ボールを強く、遠くに飛ばす力
- タイミング ・・・ 下半身の使い方
小学5年生の息子は体も小さく、体重も30kg程度しかありません。
ですので、スイングスピードを上げるには限界があります。
一方、ミート力とタイミングについては、
練習を繰り返すことでスキルが身に付きやすい部分です。
そこで、小学生のうちはタイミングの取り方に注力して練習をやることをおすすめします。
タイミング=リズム+下半身
タイミングの取り方は、バッティングをする上で重要な要素です。
タイミングが合わないと、ボールに正確にミートすることができず
いくらパワーがあっても、遠くに飛ばすことはできません。
では、どうすればタイミングをうまく取れるようになるのでしょうか。
![研究者](https://spring-day-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/826597-150x150.jpg)
タイミングを取るためには、
下半身を使った「タメ」が必要じゃ
そう、タイミングを取るためには、「タメ」が必要です。
この「タメ」を作るため必要なのが、バッティングの「リズム」を覚えることです。
バッティングの4つのリズム
![](https://spring-day-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/612f43071a2a0f44423b8bcb86c93e1a.jpeg)
バッティングには4つのリズムがあります。
1. 構え
リラックスして構えます。
構えた後は、テイクバックをしますが
この構えが止まっている状態ですと
「静→動」になり、動きが鈍くなります。
ですので、軽くリズムを取るように構えましょう。
2. テイクバック
相手のピッチャーが足を上げる、もしくは腰が落ちたタイミングに合わせて
バッターも足を上げ、テイクバックします。
重心にある体重を、後ろに移動し
バットを振るためのパワーとして溜めておきます。
3. タメ
ここが重要なポイント、「タメ」です。
このタメが作れないと打てません。
足が着いた段階で、
バットが落ちない、体が回転しない
ように注意し、何度も練習しましょう。
4. スイング
そして、強くバットをスイングします。
このスイングの方法はいろいろなテクニックがあり、
人によってもフォームが違いますが
いわゆるインサイドアウトで振ることが一般的です。
下半身でタメる
![](https://spring-day-blog.com/wp-content/uploads/2021/09/22197816_s.jpg)
タメを作るには、リズム2から3に移動した体重を
下半身で留めておかないといけません。
このときに必要になるのが、内モモの内転筋です。
リズム3でステップした際に、しっかりと内モモを締めて
体重が流れないように注意してください。
ただし、小学生の場合には骨盤が小さく、筋力が少ないため
内転筋を使ってタメることが難しいので、すぐにはできないことを頭に入れて
楽しみながら教えていきましょう。
筑波大学体育系准教授の川村卓先生の動画教材もあります。
「プロ野球選手になるために小学生のうちにやっておくべき練習」
より詳細な練習方法によりバッティング技術を身につけたい方は
ぜひ、こちらの教材も手に取ってみてください。
↓ ↓ ↓
こちらの記事でも教材の紹介してますので、ぜひご覧ください。
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