野球初心者のパパにとって、最大のハードルといえば「主審」ですよね。

塁審までは何とかできるけど、球審なんてとんでもない・・・
どうやっていいか分からない、できるか不安
間違えたら迷惑がかかる
おどおどしてカッコ悪い姿見せちゃう・・・
私もみなさんと同じ野球未経験パパ。球審だけは無理だと思っていました。
そんな私も先日、息子の硬式野球の試合で、球審デビューをしました!
では、どのようにして球審を、しかもいきなり硬式の試合でデビューができたかご紹介します。
球審デビューまでの5ステップ!
基本を勉強したら、覚悟を決めて数をこなす。これが球審デビューするまでの最短ルートです。
意外とシンプルでした。
では具体的なステップをみていきましょう。
- Youtubeで基本を勉強
- チーム練習の時にやってみる
- チーム紅白戦でやってみる
- 練習試合でやってみる
- いざ公式戦へ
ステップ1. Youtubeで基本を勉強
まず初めにやったことは、Youtubeで「球審」と検索し、参考になりそうな動画を見て基本を勉強しました。
私が参考にした動画はこちらです。
まずはストライクゾーンを理解しましょう。
正確なストライクゾーンはどこなのか、ファールとフェアの境界はどこかなど、改めて勉強することでより深く野球を知ることができます。
ストライクゾーンがブレない球審というのは、信頼性が上がりますし、自信を持ってジャッジできます。
基本的な知識をインプットしたら、さっそくアウトプットです!
ステップ2. チーム練習で主審をやってみる
ここでの目的は、マスクとボールへの慣れです。
実際にマスクをつけてボールを見ると、違和感がありとても見にくいです。
また、ストライクゾーンがどこからどこまでか、実際のボールを見ないと感覚がつかめません。
さらに、子供の投げる山なりのボールは、極めて判断が難しく、ここをストライクとするかボールとするかで、試合の展開が大きく変わります。
チーム練習を試合形式で行うときに、積極的に球審をやってみましょう。
まずは、間違っても良いので、ボールに慣れることから始めていきます。
ステップ3. チームの紅白戦で主審をやってみる
私の経験では、この練習が一番効果的です。
紅白戦とはいえ、子供たちも負けたくありませんので、真剣です。
当然、ミスジャッジには怒ります。
この状況下でストライク・ボールを冷静にジャッジすることで、メンタルが磨かれていきます。
ステップ4. 練習試合で主審をやってみる
さぁ、いよいよ実践です。
ここでは、試合前の所作を確認していきます。
試合前の所作は地域によって変わりますが、ざっとこんな感じです。
- 試合15分前
・お互いのキャプテンが集まり、ボールを2個づつ交換。
・メンバー表を交換
・ジャンケンをして、先攻・後攻を決める - 試合10分前
シートノック各5分(後攻が先、先攻が後)
残り2分前になったら、監督に「残り2分です」と声をかけます。 - シートノック後、グランド整備
- 整列(今はベンチ前に整列)
- 試合開始の挨拶
球審の出番ですね。
「これから◯◯と●●の練習試合を始めます。礼!!!」
と元気よく開始の挨拶をします。
試合が始まったら、まずはストライクゾーンの見極めに集中することを第一にしましょう。
大事なことは、終始一貫したストライクゾーンのジャッジです。
もちろん、初めてのケースが起こると思いますが、そこは練習試合ですので臆せずやりきることが大切です。
ステップ5. 公式戦で球審デビュー
あとはこれまでの練習の成果を公式戦で出すだけですね。
当然、誰にでもミスはあります。プロ野球の審判でもジャッジを間違えることは多々ありますよね。
間違いがあったとしても、球審の判断が絶対です。ミスを恐れず、堂々とやりましょう。
初めてのことにチャレンジすることの大切さ
分からないこと、苦手意識をもっていることに積極的にチャレンジしていく姿は、子供からみてもかっこいいです。
また、日常生活では、父親がチャレンジし頑張っている姿を見せる機会はありません。
私は、「正直、球審はやりたくない」と思っていましたので、そのことは息子にも伝わっていたことでしょう。
しかし、苦手と思っていることに、積極的に勉強し少しづつトライし、実践を積み、克服していく。
この過程を見せることが、子供にとっても良い勉強になり、野球に限らずチャレンジすることの大切さを知るきっかけになれば嬉しいと思います。
みなさんも、ぜひ球審にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
やってみると、案外大したことないですよ!
ただ、審判をやる際には、多少なりとも必要なアイテムがあります。
プロテクターやマスクは、数人で分割したり、部費で購入できますが、個人的に使用するものに関しては、1万円前後の出費が必要です。
球審で必要になるアイテムについてもまとめました。
ぜひこちらの記事もご欄ください。
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