こんにちは、Tsukiです。
いま2人の息子は、中学硬式野球と少年野球をやっています。
長男が小学1年生から始めたので、かれこれ7年が経ちます。
スポーツをやっているお子さんをお持ちの
お父さん・お母さんは、平日に自主練を
手伝うこともあると思います。
そんなとき、子どもがうまくできなかったり、
真面目にやらなかったりすると
ついつい、怒ってしまうことはないでしょうか。
そして、子どもがへこんでいる姿を見て、
「あぁ、やってしまった。」
と後悔した経験をお持ちの方も多いと思います。
わたしは恥ずかしながら、自主練をやっている時にイライラしてしまい、
その場の雰囲気が悪くなってしまったり、
うまくできない息子を怒ってしまうことがあります。(反省・・・。)
そして、息子が半べそをかいてやる気がなくなったり、
早く練習を切り上げることになったりと、
いいことは一つもありません・・・。
「このままではマズい」
「なんとかイライラしないように気をつけないとなぁ」
と思いたった私は、
このイライラを解消するための対処法について考え実践しました。
その結果、今では、自主練をしているときは、
真剣かつ笑顔で楽しんでやれるようになり、
さらに、朝は、息子が自主的に起きるようになり、
自ら自主練をするようになりました。
今回は実際に実践してみた、イライラしないための対処法をご紹介します。
なぜイライラするのか、原因を探る
子どもと練習をしているとき、なぜイライラするのでしょうか。
わたしがイライラするポイントはこれです。(次男バージョン)
- 昨日できたことができなくなっている。忘れている。
- 「これをやってみて」と言ったことを理解していない。聞いていない。
- やる気がない
- 一つ目ができて、二つ目のことを教えると、一つ目ができなくなる。
- 練習の目的を考えていない
つまり、イライラしてしまうときは、
「これはできて当たり前だろう」
「好きなことをやっているのだから、真剣にやって当然」
など、自分の思っていることと、子どものやっていることにズレがあるときです。
ただ、この「当たり前だろう」という思いは、
自分の思い込みや決めつけであるということを、認識しなくてはいけません。
イライラの対処法
改めて、イライラしてしまう原因は、お互いのズレであることが分かりました。
つまり、この気持ちのギャップを埋めることが、イライラを解消する対処法ということになります。
では、ギャップを埋めるためにアプローチとして、どのようにすれば良いでしょうか。
対処法1. 子どもの性格・能力を理解する
長男と次男では、性格が正反対です。
長男は、野球に関しては論理的に考え、頭で考えたことを体で表現することができます。
また、野球脳が高く、状況判断が早く、自己分析が冷静にできていると感じます。
一方、次男は、論理的に理解はするものの、感覚で体を動かすため、頭と体はリンクしていないことが多いです。また、とっさの状況判断が遅く、自己分析は、ポジティブ思考でしかみれていないので、ある意味、不得意なことから目を逸らす傾向にあります。
そのため、私は長男と同じように次男に教えていると、思ったとおりにいかず、
「長男ができて、なぜ次男はできないんだろう・・・」
とイライラしてしまっていました。
その子その子の性格・能力をしっかりと受け止め、
他の子と比較をせず、1対1で向き合っていくことで
思い込みや決めつけをしないよう意識する必要があります。
対処法2. 子どもと気持ちを共有する
イライラの感情は「第二次感情」と呼ばれています。「第二次」ですので、イライラのきっかけとなる「第一次」の感情があります。
例えば、仕事終わりに自主練を手伝った場合、こんな感情が沸いていることでしょう。
- 仕事の後に自主練を手伝うのは「疲れるなぁ。」だから子どもは「真剣にやってほしい。」
- いつも言ってるから「大丈夫だろう。」
- 前の試合で打てなくて「悔しかったなぁ。」もっともっと練習して打てるように頑張れ
- ピッチャーでストライクが入らなくて「辛かったなぁ。」投球練習を真剣にやろう
この一次感情を子どもに伝えることで、練習に対する熱意・目的を共有しましょう。
そうすることで、お互いの気持ちのギャップが小さくなり、イライラするポイントが少なくなります。
対処法3. 子どもが野球を始めた原点を再認識する
親子でキャッチボールをすることは、私の夢でした。
笑顔で楽しく、遊びとしてやることもあれば
何気ない会話をしながらキャッチボールをすることもあります。
つまり、親子の関係をよりよくするために少年野球というものはあるのだと私は思います。
それが、野球が原因でイライラしてしまい、親子の関係が悪くなってしまっては、本末転倒ですよね。
たかが少年野球。目的は、「親子で楽しむこと」であって、野球で活躍することではないのです。
それでもイライラして怒ってしまったときは
日々の忙しさや、疲れているときなど、ついそれでもイライラしてしまうときもあるでしょう。
そんなときは、子どもに「イライラして、ごめんね。」と素直に謝りましょう。
子どもに、素直に実直に接することで、逆に子どもも素直な気持ちになれ
親の言うことを聞いてくれるようになります。
子どもと、気持ちを素直にぶつけることで、より深く良い関係を築くことができます。
まとめ
今回は、イライラしたときの3つの対処法を紹介しました。
- 子どもの性格・能力を理解する
- 子どもと気持ちを共有する
- 野球を始めた原点の再認識
これまで、息子はなかなか言われないと自主練をしてこなかったのですが、
この3つの対処法を実践した結果、自ら進んで自主練をするようになりました。
そして、私も
「せっかく早く起きて自主練したのに、朝からイライラしてしまった。」
なんてことも無くなりました。
みなさんもふと振り返って、もし同じような経験をされた方がいれば
良い気づきになってくれたら嬉しく思います。
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