【少年野球】【必読】ケガをしないために重要なたった一つのこと

少年野球ライフ

野球に一生懸命に打ち込んでいる子をもつパパ・ママにとって、最も避けたいのが肘・肩のケガですよね。

「レギュラーになった!」
「試合で打てた!」
「ピッチャーに選ばれた!」


日々の練習で上達しても、肘や肩のケガをしてしまっては、せっかくの努力が水の泡になってしまいます。
ケガをしてしまうと少なくとも2週間ほどは、お医者さんからノースロー(ボールを投げてはいけない)を宣告され、練習や試合に参加できなくなってしまいます。

大好きな野球が、やりたくてもできない…。
子どもにとってこんな辛いことはありません。


では、そんなケガを避けるためには何が必要なのでしょうか。

ケガを避けるために最も必要なもの

子どもが肘や肩のケガをする原因は大きく2つあります。

 ・投球フォームが悪い
 ・体がカタイ

投球フォームについては、長い期間をかけて丁寧に調整していく必要があります。
所属するチームにピッチングを教えられるヘッドコーチがいれば、改善の見込みがあります。

しかし、正しいフォームを理解し、怪我予防の観点から指導できるコーチがいない場合は、パパの出番!となりますが・・・。
野球未経験のパパでは、正しい投球フォームを理解し、それを継続的に教えることはなかなか難しいです。

そこでフォーム改善をする前に重要になることは、子どもの『柔軟性を高めること』に注力することです。

体の柔軟性の大切さは、こちらの本が大変参考になります。

本書によれば、肩周辺の関節は5つもの骨で構成され、それぞれが複合的に稼働することで、複雑で細かい動きを可能にしている。

柔軟性が悪いと、テイクバック時に上体が十分に旋回できず肘や肩に負担がかかり、怪我の原因になるとのこと。

怪我をした子どもの柔軟性をテストしたところ、柔軟性が低い子が多く、怪我をしていない子と比較すると、投球障害肩になる確率が7倍も高いとの結果が表れているようです。

つまり、良い投球フォームで投げるためには、そのフォームで投げる為の体の柔軟性が必要になります。

やはり、肘・肩の柔軟性は非常に重要ということが分かりますね。

我が家では、毎日お風呂上がりにストレッチをやることを習慣としていました。

そのお陰か、長男は小学1年生から6年生までピッチャーをやっていましたが、一度も肘や肩のケガがありません

最も投球数が多かったのが、小学5年生の時。

6年生の試合に帯同しピッチャーをやっていたので、5・6年生の試合の両方ともで毎試合投げていました。

きっと、体への負担もかなり大きかったはず。

でも一度もケガをすることなく、6年間楽しい野球生活を終えることができました。

ぜひ皆さんも、大事なお子さんを怪我から守るために、毎日のストレッチを習慣づけてみてはいかがでしょうか。

「ケガを避けるためにどうするか」といった視点の重要性

少年野球の指導者は、いつも「どうやって勝つか」を中心に考えています。

そのため、どうしても主力選手に頼りがちになり、オーバーワークによるケガのリスクが高くなります。

指導者は、その子がケガをしにくいフォームなのか柔軟性は十分あるか、といったことを十分理解した上で采配を決めるべきです。

しかし、「ケガを避けるためにどうするか」といった視点で、野球を指導するケースは少ないのが実態です。

こういったオーバーワークによるケガのリスクを下げるためには、近くで見ているパパ・ママの冷静な判断が必要です。

我が子の体のことは、指導者に任せっきりにせず、長く野球を続けられるようケガを避けるための視点を持つことが重要です。

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